辻堂海岸で出会った老人。
ビーチマネー事務局長を務める僕が24歳の頃(今は36歳)、僕は一人で毎朝7時15分~45分の30分間、必ず辻堂海岸のゴミ拾いをしていました。
雨の日も、風の日も、ウェットスーツを着ながらだったり、サーフィンの途中だったり、とにかく4月1日~3月31日までのほぼ365日間、ビーチクリーンしました。
365日の間に、声を掛けてくださった人は、3人。
一人目は、辻堂ビーチハウスの親父さん。
二人目は、昔、辻堂ビーチハウスの隣でパラソルとビーチベッドをレンタルしていた橋本さん。
三人目は、今は亡き司じいです。
その中でも、司じいとは、本当に仲良くさせてもらいました。
一番歳の離れた友人だったことは間違いない事実です。
出会ったその日から、一緒にビーチクリーンをしました。
司じいは、僕に「どうして毎日ゴミ拾いをしているの?」と聞いてくれました。僕は「海がキレイな方が気持ちが良いからですよ」と答えました。
司じいは、僕が1年後にアメリカに留学している間(約1年間)も一人で辻堂河岸のビーチをキレイにしてくれました。
英語が好きで、マクドナルドのハンバーガーとポテトとコーラが好きで、映画が好きで、音楽が好きで、海が好きで。
よく一緒に湘南の小学校へ行って、海のこと、ゴミのこと、戦争をやってはいけないということなどを、一つの紙芝居に司じいが仕上げ、それを二人のコラボレーションという形で小学校を回りました。
きっと今でも、天国で僕の動きを観察し、応援してくれていると思います。
そう思うと、「良し!やるぞ!」「見ててね」となるのです。
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