地域通貨の研究者。

昨日、一昨日と東京の法政大学大学院生で地域通貨を研究している木村君が1泊2日で南伊豆まで来てくれました。

・・・ということで、昨日はビーチクリーンにはじまり、ビーチグラス探し、ビーチマネーショップ@南伊豆&下田市を3店舗を回り、最後のお店では実際にビーチマネーを使ってみて、僕やビーチマネーショップのオーナーさんに色々とインタビューをして、東京へ戻っていきました。

20131220

彼、地域通貨について色々と研究をしている方で、たくさんの地域通貨の中でもビーチマネーは群を抜いて、「息が長い」、「加盟店が多い」、「ゴミが通貨になるというのが大変ユニーク」・・・とたくさん褒めてくれました。

彼の口から出てきた地域通貨は、モリ券(これは先日テレビでも取り上げていたらしいです。高知県ではじまり岐阜県などでも広まっているもので、林業の作業を手伝ってくれるとモリ券というのをもらえて、それを使って地域のものを買って帰ることができるという仕組み。給料は出せないけど、地域のものと交換できるチケットのようなもの)、アースデイマネーアトム通貨など。

僕、いつも思うのは、インタビューを受けると、自分がやっている取り組みだとか、生き方だとかが、再認識できるのが凄く嬉しい発見なのです。

今回も正にその通り。

「あ~自分はそうやってビーチマネーを続けてきたんだ~」って笑。

ビーチマネーの大切なのところは、とにかく楽しむこと。

なぜって、楽しくない事は続かないから。

続かないと意味が無いし、続けられるのって、楽しいから。

義務とか耐えるとか、仕方が無いとかじゃなくてね。

だから、ビーチマネーを心底楽しめる方が、どんどん加盟してくださっているんじゃないかなと思うのです。

それをひと言で言うと、加盟店の皆さんはノリが良いんです!

「いいね~!楽しそうだね~!やろう!」って。

それと、木村くんが褒めてくれたのは、他の地域通貨って『地域活性のために』と言って色々とやっているんだけど、地域活性と言ってもお金を稼ぐ?人を呼ぶ?何かをつくる?誰々を喜ばせる?自然のため?など、「どんなことに向かって動いているのか?」というのがあんまり明確になっていないまま進むことが多いというのです。

でも、ビーチマネーの場合、『海をきれいにする』という、とってもシンプルで分かりやすい目標があるから、続けやすいし、分かりやすいし、人に勧めやすいというのだと彼は言っていました。

いずれにしても、僕がノータッチな研究というシーンで、じゃんじゃんビーチマネーを広めてくださいとお伝えして、下田駅でお別れしました。

そして、しきりに「でもね、このビーチマネーというやつはサーフィンをやってみないとホントのところは理解できないかも。だから、今度はサーフィンしにおいで」って、言ってました笑。

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