ビーチグラスができるまでの時間。

ビーチグラス好きな方なら、誰もが疑問に思っている、

「ガラスの欠片からビーチグラスになるまでにどの位の時間を要するのか?」

ということについての一つの答えに出会いました。

先日の新江ノ島水族館のビーチクリーンで出会った、シークラフト作家の佐藤さん曰く・・・

20140220

「昔、新潟県の笹川流(ささがわながれ)という海岸に夏に行った時、そこにいた海の家のお婆ちゃんがこう言っていたんだよ」

「昔、冬になると漁師の皆、毎日お酒ばっかり飲んでいて、そのたまった空の瓶を少し先にある島まで漁船で行って、捨てていたんだよ。そして、その空き瓶が砕けて海辺に漂着する頃には、すっかり角が取れているから、誰も鋭利なガラスの欠片を踏んで怪我人が出たりということは不思議と無かったんだよ。だから、角が取れるのには、およそ半年もあれば取れちゃうんだよ」

そして、佐藤さんはこう続けます。

「この話を聞いて、正直、「え!?そんなに早い時間でこんなに丸みを帯びるのかな?」と思ったよ。でもさ、ビーチグラスの中には、瓶の上に貼り付いている薄い透明なフィルムみたいなものが、まだ付いているのもあるでしょう。あのフィルムがまだ貼り付いてるってことは、そんなに多くの時間が経っていないことかなって。だから、半年という時間に対して、僕は凄く納得できたんだよ」

とても面白い推測だと思いました。

佐藤さんも、僕がメモを取りながら、一生懸命に聞いているので凄く嬉しかったようですが、僕もこういったお話しは大好きな訳で、やっぱり、海でのこういった出会いというのは素晴らしいなと思うのでした。

趣味というのは、正に年齢を超えますね。

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