「ビーチグラスの定義」と黒いビーチグラスの希少性

波に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈する。

シーグラスの色は、その元となったガラスの色に依存する。

例えば、飲料の容器として利用される緑、透明、茶色などである。

これらに次いでは水色、黄色、ピンクなどが多い。

珍しい色は灰色、紫、赤、黒である。

最も稀なオレンジは 10,000 個に1個程度の割合である。

黒のシーグラスは1860年代以前のガラス、正確には暗いオリーブグリーンのガラスに由来するものが多い。また、オーストラリアの海岸で発見される黒のシーグラスは、1940年代のビール瓶のものである。このシーグラスの希少性は、ビンの生産時にガラスと共に（色付けのために）成分不明の物質が使われた事による。

シーグラスを瓶詰めにして鑑賞したり、組み合わせてアクセサリーを作るなどの楽しみ方もある。

シーグラスは海浜で採集されるものの他、研磨機を用いて人工的に作ることもできる。作ったシーグラスを観光客用の土産品として販売したり、アクセサリーの材料にしたりしている会社もある。海岸の漂流・漂着ごみが増えるとシーグラスの発見が難しくなるため、時には人工のものが「天然の」シーグラスと偽られて販売されている場合もある。研磨機で作ったものは、自然の環境下で長時間をかけて侵食されたものの表面とは異なる。天然のシーグラスと人工のものとは顕微鏡観察により見分ける事ができる。シーグラスの蒐集家は、人工のものは「クラフトグラス（craft glass）」と呼んで区別するべきであると主張している。

希少な黒のビーチグラスはこれのことかな。

ちょっと分かり難いけど、確かに黒いビーチグラスには間違いは無いのです。ですが、オリーブグリーン系からの黒色ではないですな・・・。